
当社では、毎年2回、人事担当者同士の情報交換を目的とした「人事交流会」を開催しています。
「人事担当の越境の場」として、他業界・他企業人事との情報交換や人脈作りにご活用いただいています。
今回の人事交流会では、「シニア活性化」特に「シニアのキャリアをどのように考えるか」をテーマに実施致しました。
■ご参加企業(順不同、敬称略)
NTT西日本、株式会社コーセー、サッポロビール株式会社、株式会社 明治、株式会社LIXIL、東急電鉄株式会社、朝日放送テレビ、倉敷紡績株式会社、戸田ビルパートナーズ株式会社、株式会社東芝ビジネスエキスパート、株式会社クボタ教育センター、他多数 合計28社、34名
<内容>
2.ブレイクアウトルームに分かれての対話「シニアのキャリアをどのように考えるか」に関して
1.オリエンテーション
オリエンテーションでは、事前に皆様からいただいた情報交換したいテーマ について共有しました。
(制度、配置・活用、育成・キャリア開発など)
2.ブレイクアウトルームに分かれての対話「シニアのキャリアをどのように考えるか」に関して

ブレイクアウトルームに分かれて、問題意識や取り組みについて、対話頂きました。
1回目の全体共有においては、下記のような課題感や、取り組み事例などの共有がありました。
・シニアのジョブ型制度・50代の手挙げ研修など、自律的なキャリア制度が印象的でした。
・働かないおじさんがいない、少ない会社。役割を持っているんですね。
・キャリア研修受講のみで終わらず、行動変容につなげていくにはどうしたらいいだろう?
・「シニアでも活躍いただける人財に対しては役職や給与を反映させていこう」という流れが多いように感じました。
・「やる気のある/なしはシニアに限ったものではないのでは?」という受けとめ・感覚に共感しました。
・ミドルシニアだからこそ、越境体験が大切と感じている。
1回目の対話も踏まえて、2回目の対話を行っていただきました。
よりリラックスした雰囲気で、対話も盛り上がっていました。全体では、下記のような共有がありました。
・シニアのモチベーション維持・向上について、給与のことだけでなく、どんなキャリアビジョン、どんなやりがいを持たせるかというお話が大変勉強になりました。
・リアルスター世代という位置付けて進めていることがいいなと思った。シニアではない。
・シニアに行動変容してもらうには、単に「変わりましょう」というのではなく、事務局(人事側)自身もスキルアップし続けるなども必要だとわかりました。
・ミドル・シニアが真剣にキャリアを考えるのは仕事が順調な時ではなく危機意識を持った時なんでしょうね。
・シニア層のモチベーション維持を念頭に制度改定を検討する企業も今後、多く見られるものと感じました。一方で金銭的な面以外でも、モチベーションを上げている社員の事例もあるため、そのための企業風土の醸成等も必要であると思いました。
ご参加いただいた企業様からも、
「各社さんの取り組みを聞けるのはとてもいい」「自社の悩みを相談できたのがよかったです。」
「少人数のため話しやすく、課題感や取り組みなどをざっくばらんに聞くことができた。」など、多くのコメントを頂きました。
ご参加いただいた企業様、誠にありがとうございました!
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