異業種交流研修(2)異業種交流研修が、次世代リーダーを育てる!

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異業種交流研修(2)異業種交流研修が、次世代リーダーを育てる!
 
目次

"異業種交流"だからこそ得られる学び
- 1)異なる発想と視点の獲得
- 2)自社への気づき
- 3)自分らしいリーダーシップの発見
- 4)ポジティブで前向きな学習態度
- 5)かけがえのない社外人脈

“異業種交流”だからこそ得られる学び

異業種交流研修は、VUCA時代のリーダーを育成するのに非常に有効な手段として注目を集めています。

それには下記のような5つの理由があげられます。

 

1)異なる発想と視点の獲得

社内の研修や会議で、「今日は前例にとらわれず、新しいことを発想しよう」と議論を始めても、いつも同じような結論になる、そんな経験はないでしょうか?これはメンバーの創造性の問題ではなく、メンバーの多様性の少なさからくる問題といえます。
異なる業界、異なる会社のメンバーが集まって、自由闊達に議論をする中で、思いもよらない観点からの指摘がなされたり、誰もが気がつかなかったアイディアが生まれる、ということが起きるのです。

 

2)自社への気づき

自分のこともそうですが、自社のことも意外とよく見えないものです。他社のメンバーから自社に対して、フィードバックや意見を受けることで、自分自身が気づいていなかった「会社の強みや弱み」が客観的に見えてきます。中には、「いろいろあるけど、結局は自分の会社を好きなんだ、ということに気づきました!」と言って、笑顔で帰られる受講者も少なくありません。
ちなみに、当社の主催する異業種交流研修では、「自社DNA」という演習や、「リスペクトシート」という仕掛けをちりばめることで、自社に対する気付きが最大化するようにデザインされています。

 図1「リスペクトシート」の一例


3)自分らしいリーダーシップの発見

異業種交流研修では、他社のメンバー同士でチームを組み、「プロジェクト活動」と呼ぶ課外活動に取り組んでいただくことがよくあります。プロジェクト活動では、他業界の20年後の姿を考えたり、SDGsにつながる社会問題について取り組んでいただいたり、30年後のチーム像について、研究していただきます。

そのような“未知のテーマ”に、“アタリマエが通じない”メンバーと議論して、アウトプットを出していただきます。そして途中でチームに“揺らぎ”が生まれるように設計されたフィードバックや内省のセッションを組んでいきます。さらに研修の最後には、受講者全員が車座に座り、メンバー一人ひとりに対して、愛情のあるフィードバックを送る「KURUMA-ZA」といったセッションも行います。
このような経験を通じて、形にこだわらない、自分らしいリーダーシップを発見することが可能となるでしょう。

 

4)ポジティブで前向きな学習態度

異業種交流研修では、ほとんどの場合、各社から「特に優秀といわれる人」や「研修受講に前向きな方」が参加されます。そういった一握りの人材と時間を共にし、語り合う中で自然とポジティブで前向きな学習態度が形成されていきます。

 

5)かけがえのない社外人脈

これは説明するまでもないかもしれません。ただし、研修で深く自己を開示し、ホンネで議論し、妥協なくチーム活動をし、率直にフィードバックしあえばしあうほど、その絆は強くなります。
研修終了後に連絡を取り合うのはもちろん、受講者が自主的にフォローアップ研修を自前で行う、などといったニュースもよく聞こえてきます。いつかは本当にオープンイノベーションを、なんてこともあるかもしれませんね。


さて、このように効果的でインパクトの強い異業種交流研修ですが、実際にはどのようにして異業種交流研修を立ち上げたらいいのでしょうか?

第3章「異業種交流研修、立ち上げのヒント」で続きをご覧ください。

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