
自分たちの常識から脱却し、
新たな事業を創造していくリーダーを育てるために
~異業種交流研修「みらいデザインワークショップ」への参加~
朝日放送テレビ株式会社 人事局
マネージャー 浅井様、チーフ 中川様
ー本施策を導入した背景について教えてください。
テレビ業界は、競合他社や様々なデバイス・コンテンツの登場により変革期にあります。
テレビ番組制作をしてスポンサーから広告費をいただくという既存の収益モデルだけでは将来を切り開いていけない、という漠然とした危機感は社員皆持っているものの、ではどのようにその変革期を乗り越えていけばいいのか?会社全体が暗中模索の中、自分たちの常識から脱却し新たな事業を創造していくことが求められており、あらゆる思考法やビジネスフレームワークを駆使し、自らがリーダーシップをとれる社員の育成が急務となっているという背景から、2021年より毎年参加させていただいております。
ーどのような方が参加されましたか?(仕事内容や属性、選抜方法など)
毎年公募制で、テレビ制作や報道といった非ビジネス部門の社員はもちろん、
営業などまさに新規ビジネスを現業で考えねばならない部署等幅広い社員から応募があり、その中から選抜しています。
ーどのような内容でしたか?
まったく業種がちがう4~5社が集まり、それぞれの会社の「10年後のまったく新しい新規事業」を実際に混成チームで考え、事業計画書やプロトタイプまで完成させるという非常に実践的なワークショップです。
最後には、実際に考えた新規事業を社内役員にプレゼンする、という設定で、
アドバイザーとして各社新規事業を決裁する(もしくはその立場に近しい)役職の方にお越しいただき、視座の高い本質を捉えたフィードバックをしていただきます。


ー実際に実施されてみていかがでしたか?
効果や感想、受講者の変化などを聞かせてください。
社員の多くが新卒から弊社に勤めており、よくも悪くも独自の企業文化が浸透している中で、異業種の方と実際に手を動かし意見を交換できるこのワークショップを通じて、「自らの常識を疑い、超えていく」というマインドや気概が醸成されていると感じています。
また実際に、このワークショップで考案した事業を実現しようと、研修終了後にも受講生同士で企業
プレゼン手前まで行ったという事例も出てきたことが、そのマインド・気概の表れと捉えております。
近い将来、このワークショップの受講生の中から、今までの常識を覆してリードしてくれるビジネスリーダーが現れてくれることに期待しています。
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