アサヒグループホールディングス株式会社

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『イノベーションを生み出す技術者の育成』
~異業種交流研修R&Dイノベーション・ワークショップ~

アサヒグループホールディングス株式会社

グループR&D総務部 協創推進グループ

池田恒宏様

―貴社は2014年度の異業種交流研修R&Dイノベーションワークショップの立ち上げ時から、ご参画いただいています。ご参画の背景などを教えていただけますでしょうか?

食品・飲料業界の競争環境はますます激しくなっています。当社においても、食品・酒類・飲料事業における新需要の創出や差別化商品の開発は常に求められており、経営からも「イノベーションの推進」は常々発信されていました。

一方で1987年の『スーパードライ』発売以降も、それに匹敵するような大きなヒットを期待されていることもあり、研究開発部門への期待は非常に大きいと言えます。


研究・開発者の育成を担う私どもの協創推進グループでは、他社との交流を通じて、視野の拡大やイノベーティブな発想を生み出すような、研修プログラムを模索していました。

そんな時にちょうどタイミングよく、CAさん(注:シーエイ。コンサルティングアソシエイツの略称)からお声掛けいただいたのが始まりです。

「イノベーション」というテーマやプログラムの中身はもちろんのこと、交流の相手先についても、日本を代表する企業で、イノベーティブという意味で個人的にもリスペクトしている企業が参加されるとお聞きし、非常に魅力を感じました。


―イノベーションワークショップは、どのようなプログラムですか?

この研修では、顧客思考力や創造的思考力、R&D担当者としての想いを学ぶことが重視されています。

良い、悪いではないのですが、他の研修では、戦略や新規事業、マーケティングというと事前勉強が必須で、ケーススタディなどを通して学んでいくことが多いと思いますが、イノベーションワークショップでは、予備知識のないところからも演習を通してステップバイステップで学ぶことができ、最後にはビジネスプランができていく、という設計が面白いですね。



―特に、気に入っているセッションはありますか?

“研究開発者としての想い”を共有するセッションがすごくよいですね。ワールドカフェという手法を用いながら、他社の研究開発者と仕事への想いや悩みを共有できることが効果的で、受講者からは、“新入社員の時の初心を思い出した”という声が多くあがっています。

入社当時の「こんなことをやりたい!」という気持ちを思い出し、まさに、“いきいき”とした感じで、研修から帰ってくるんですよね。

それと、異業種交流という点では、各社のカラー違いが出るのがやはり面白いですね。各社に対するリスペクトシート(※)というものがあるのですが、改めて自社の良さに気づくことができるので、これも面白いですね。

(※編集注「リスペクトシート」:他企業の受講生から感じた姿勢や良さを、お互いに共有するためのシート)



―これまで4年間ご参加いただいていますが、イノベーションワークショップでは、どのような人が参加し、どのような学習効果を得られていると感じられますか?

アサヒグループ全体(酒類、飲料、食品、HD)から幅広く参加しています。

一般職から管理職相当になる前後(30代半ば~40歳前後)のタイミングで、次にむけてさらに一皮向けてほしい、という階層に受講してもらっています。同年代の他社の優秀な人材との交流を通じて、足りないころに気づいてほしい、という思いもありますね。

特に、他社からリーダーシップのあるメンバーが毎回参加されていますので、そういう人たちに触れると、「自分もこのようになりたい!」と刺激をもらっているようです。もちろん、他社のメンバーとチームで活動するなかで、自分の良さ・強みにも気づくことができるんですよね。

私自身もこの研修を見るのを、毎年楽しみにしているんですよ。受講生が変わっていく様子(行動・発言)が目に見えるのが、嬉しいですね。

―このプログラムへの期待は?

この研修では、具体的な成果物(事業計画)よりも人材育成、つまり受講者の行動が職場でいかに変わるかということを重視しています。成果(事業計画)の質を求めすぎると報告のレベルをあげることや、きれいな報告書をつくること自体が目的になってしまいますから。

また、異業種研修ならではの、他社のメンバーと意見や考えをぶつけ合い、ある時には恥をかいて、自分を振り返るよいきっかけとしてほしいですね。同じ職場だと常識となっていることがあり、なかなか言えないこともありますから。

新しい発想のためには、私はよく「コンフォートゾーン(※)を抜けろ」と言うのですが、それができるのは研修だからこそ。「いくらでも失敗して、自分を出して、恥をかいてくればよい」と受講者を送り出しています。

(※:編集注「コンフォートゾーン」:日本語では「安全領域」や「快適領域」。わたしたちがストレスや恐れ、不安を感じることがなく安心して過ごせる環境のこと)



―プログラムの評判についてはいかがですか?

受講者からは非常に「学びが多い研修」と評価されています。終了後に自社でもアンケートを取っていますが、講師、研修内容ともに、受講者から高く評価されています。また、前年の受講生から後輩社員に「出たほうがいいよ」という“オススメの声”も上がっているようです。

さらに長く続けていって、彼ら(受講者)が上司になって、部下に勧める、というサイクルができあがってくるまで回していければ良いですね。



―今後の本プログラムへの期待や展望について聞かせてください。

そうですね、毎年、研修が終わった後に、参加企業の事務局合同「反省会」を開催しているのですが、そこでも各社でのぶつかりあいがありますね。私たち人事担当者同士の異業種交流も気づきがあり、楽しいですね。

研修内容については、私からもどんどん意見を言わせていただいて、内容も毎年よい方向に変わってきていると感じています。今後も同じように事務局から意見を出し合って、研修プログラムをいい形で進化させていければいいですね。



■取材を終えて(担当営業より)

池田様とは4年のお付き合いとなりますが、出会った当時からオープン、フラットに接していただき、本当にありがたく思っています。

イノベーションワークショップに関しても、当初から研究開発者も「オープン」であることの重要性を発信しておられ、この企画の立ち上げにおいて大変助けていただきました(その際のフットワークの軽さにはこちらも驚いたほどです)。

今後も、イノベーションワークショップをよりよいプログラムへ進化させ、アサヒさまのみならず、企業のイノベーション創出に全力で貢献していきたい!と気持ちを新たにしました。池田様、ありがとうございました!!

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